妄想しながらポタリングを楽しむ(1)

梅雨入りしたにしては、清々しい晴天で、軽くポタリングをすることにした。
これまでの投稿で、地形の謎と称して、八代平野周辺の低山に注目してきたが、今日は宇城市の海東から八代市の東陽に抜け、氷川町の立神峡を通る、妄想の中心的ルートを走ってみようと思う。
ずばり、ルートは下の地図の赤い矢印の線をたどる。
地図上のⒶ~Ⓓはこれからの話の中で出てくる写真の撮影ポイントだ。

 

この地図の範囲の不思議については、くどいくらい何度も投稿してきたが、例えば次の投稿が、この地域の地形の不思議さを語っている代表的なものだ。

あのスクープはどうなった?(1)

 

地図に無い氷川町の実家より、砂川の日当たりの良い土手を、午前中の涼しい風を受けて走っていると、これまで紹介してきた山々の意味ありげな稜線が見渡せる。

下は冒頭の地図の撮影ポイントⒶからの東方面のパノラマ写真だ

※ローマ字で書いてある山は私が説明の便宜上、勝手に付けた名前

最近、「竜峰山逍遥(5)」で、日岳ー城山の山塊と、竜峰山ー竜ヶ峰の山塊の稜線の形が似ていると述べたが、今回、特に城山付近と竜ヶ峰付近の形に着目してみよう。
山の稜線の形は、見る位置によって変わってくるので、Ⓐ地点より見た場合という条件が付くが、城山付近と竜ヶ峰付近を拡大すると次のように稜線の形が似ている。(見かけの大きさが、ほぼ同じになるよう大きさを調整している)

両写真とも、左側に丸いドームの様に見える凸部があり、よく似た印象になるのかもしれない。

パノラマ写真の中央付近に、B、PB1、PC1と名付けた山があるが、それらも不思議なことに丸いドームの様に見える凸部がある。写真を拡大してみよう。

偶然なのだろう?
私には左を向いて伏せたスフインクスに見える。
これは典型的なパレイドリア現象なのか?
しかし、そうだとしても、5つも同じような形の山が同時に見えるというのは奇跡的な偶然ではなかろうか?

スタートから妄想が止まらないぞ。
このままでは、危険なポタリングなってしまう。

<つづく>