ウェアラブルスピーカーの試作~2022年もスタートから試作三昧だぁ

昨年末、熊本の実家へ転居し、年初には、今年中に私の考えるウェアラブルスピーカーの理想形を完成させる目標を立てたのであったが、まずは、スピーカーと振動生成部を前胸部に柔軟BOXを背面に、そして低音用ダクトを肩の上を通して耳の下付近に導く構成の試作機に着手した。

2つの試作機

まずは、へたなスケッチを描いてみたのだけど、まさに絵に描いた餅で、実際に型紙を作ろうとするとどう線を引いたらいいのか分からない。

絵に描いた餅

レザークラフトの経験の無さと、そもそものセンスの無さにあきれたものです。
なるべく似たような形になるように、しかし、あちこち妥協しながら作ったのが下の試作機だ。

背中側(スポンジの筒が2本入っている)
上から見る

 

もう少し、背中をすっきり出来ないかと考えてサスペンダーっぽくしたのが下の試作機

背中側(スポンジのホース2本内蔵)
全体像
装着したところ

いずれも、背中の中身はスポンジの柔軟BOXのみとし、スピーカーや蛇腹の振動生成部は胸部下に配置した。

はたして、評価は?

音質面は満足できるレベルだった。
期待した背中の柔軟BOXの振動効果については、ソファにもたれたとき背中に密着したときは、柔軟BOXから音が体に響く感じがして良い感じなのだが、もたれず柔軟BOXがおさえつけられていない状態では効果がいまいちだ。
そもそも、背中側の感覚は前面に比べて鈍いのだろう。
総合格闘技で打撃から身を守るとき背中を丸めて亀になるのだから、背面は頑丈に出来ているんだね、きっと。
次は柔軟BOXを前面にもってこよう。

あと、レザークラフト、特に設計する能力も上げたいな。

革の大きめのリュックを作ってみる

スピーカーではない、荷物を入れる本当の意味でのリュックサックを作ってみた。
ロールトップといわれる物を入れる口をクルクルと丸めて縛るタイプのリュックに挑戦した。
バッファローのワイルドな革を使用した渋い色合いのバッグになった。
本格的なリュックを初めて作った割には、いい感じかなと思う。


 

たけど、ベルトが1枚革なので、少々ちゃちい感じがするな。
次は手を抜かないようにしよう。