阿蘇五岳と宇土半島と・・・

前回の投稿で、阿蘇五岳と矢山岳方面の山の稜線がよく似ていると書いた。
もう一度見てもよく似ていると思う。

阿蘇五岳の方は、涅槃像とよく言われる。
涅槃像とは、お釈迦様が息を引き取られたときの横たわる姿の事だ。

写真の下が阿蘇五岳であるが、左の台形で頂上がデコボコの山が根子岳で、お釈迦様の顔に相当する。上が八代平野から南東方面を見たものだが、左の台形の山が矢山岳だ。
つまり、矢山岳をお顔に見立てると涅槃像と言ってもいいかもしれない。

八代平野では、宇土半島の稜線が涅槃像に例えられる。
南東方面を見ても、北西方面を見ても涅槃像があるわけだ。

宇土半島の写真を加えてみた。

①が矢山岳をお顔とする涅槃像
②が根子岳をお顔とする涅槃像
そして、③が大岳をお顔とする涅槃像である。

①と③は八代平野から眺めたものだが、おおよそ下記の地図で、見た方向と涅槃像に見える領域(黄色い楕円)を示す。

たまたま偶然そう見えるだけだろうが面白いと思う。