年をまたいで妄想を語る(1)

八代平野と天体との関係について、裏付けのない妄想を今年も語ってきたが、最後に謎の中心ともいえる矢山岳と天の川の関係に踏み込んでみたい。
矢山岳は何度か取り上げてきたが、八代平野から望むその姿は肥後の小富士と形容されるように台形のどっしりした形をしている。
実際は、富士山のように円錐形をしているわけではなく、地形図で見ると判るように平たい形をしているのだが、八代平野方面から見ると、うまい具合にきれいな台形に見えるのだ。

これまでの投稿で矢山岳の映った写真はいくつもあるが、場所を変えても、すぐにそれとわかるわかる存在感がある。

砂川の下流より望む
鹿児島本線 小川駅より
小川駅より北に進んでいくと、遠くの山と近くの山がだんだん重なり始める
日岳と矢山岳の稜線が重なり、A,山とB山の稜線も見事に重なる
西に向かうと、矢山岳など背後の山がせりあがってくる
雨上がりに雲間から矢山岳が顔を出す
氷川をさかのぼっていくと、矢山岳が台形の形のままに覆いかぶさってくるようだ

 

八代平野一帯でもっとも目立つ山の一つであり、その特徴的な形から、天の川銀河や星座との関連があるのではと考えつづけてきた。

<驚愕>八代平野の山並みは古代人が天球を模して造った!(1)

最近の投稿でも、上空から見た矢山岳近辺の地形が天の川銀河と暗黒星雲が作り出す模様と偶然とは思えない類似性があることを述べた。

秋の夜長、天の川銀河の妄想にひたる(5)

ただ、少し釈然としない。
なぜなら、列挙した矢山岳の写真の様に、誰かの意図を反映して作られたかのような均整のとれた形をしていること、それ自体に大きなメッセージが込められていると思えてしまうからだ。
そこで、矢山岳の裾野のように左右に広がるイメージと天の川の暗黒星雲が形作る文様を眺めながら、妄想に浸ってみたところ、「ああ・・・これだったのか?」と思える新たな発見をしたのである。
次回、具体的に述べたいと思う。

天の川銀河中心方向    アストロアーツ ステラナビゲータ11の星図より

つづく