続)満月が矢山岳のど真ん中から昇る

天の川銀河の中心が日岳ー矢山岳ラインと一致するように、東の空から昇る時代、月もまたその方向に一致するような現象は発生するのでしょうか?

ステラナビゲーターで調査してみましたが、操作や設定がいまひとつ習得できておらず、そのタイミングをうまく見つけることが出来ません。
更に悪いことに、現代の暦では、うるう年やうるう秒等で誤差が補正されるが、2万年くらいの離れた時代になると誤差が蓄積して、ツール上では何か月かのずれや時間のずれが生じるらしい。

実際、2万年くらい前の天文現象を見ると夏至が10月くらいだったり、日の入りが21時や22時と出てきます。

ということで、私の能力では、何年頃の夏至の頃の満月という言い方しかできないのですが、一応、天の川銀河の中心近くにほぼ満月があって、東の空から昇るという現象を何とか見つけました。
BC24816年夏至の頃の満月の日です。

日没後間もない時刻で満月と方向が同じため、天の川はまともに見えないでしょうが、あえて表示させてみると次のようになります。

上の図とほぼ同じ地点から撮影した写真を重ねてみました。(やっと写真の背景の削除の方法がわかりました)
矢山岳と日岳はほぼ重なるため、矢山岳は右の斜面がわずかに見えています。

 

だから、何だと言われると困るのですが、日岳ー矢山岳ー月ー銀河中心 がほぼ直線上に並ぶという神々しい現象が発生することが分かったということです。

以前にも書いたことですが、改めて不思議と思うのは、日岳周辺の山の斜面の谷筋が作る影の形と天の川の模様がよく一致しているか、つながっているかのように見えることです。
拡大してみました。

気のせいでしょうか?
実に不思議です。