低音用スピーカーBOXの構造を考える(2/2)
低音用のすぴーかーBOXをケルトン型をベースとするとして、ウェアラブルスピーカーでどうしても必要なのは振動効果だと思う。
そこで、ケルトン型をベースにパッシブラジエータのようにスピーカーの空気圧を振動に変えるしくみを入れることだ。
振動を目的とし音圧を期待しないのであれば、一般のパッシブラジエータではなく、シャープ「AN-SX7A」のような大きなストロークが取れる蛇腹を用いるのが良い方法だと思う。そこで考えたのが、下の構造だ。
(事情があってスピーカーユニット周りを非公開としました)
もくろみとしては、低音は上図の右側のダクトから放出させ、それよりも更に低い周波数の音は、振動として左の蛇腹と重りに生成させるのだ。
しかし、私には理論的な裏付けやシミュレーションの手段を持ち合わせていない。
ダクトから出てくる低音の特性は蛇腹の特性、重りの重さ等の影響も受けるだろうし、また、その逆もあるだろう。
しかし、とりあえず、やってみようと思う。
次回はこれらを作るための材料を紹介します。
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