天の川銀河とマウンテンサークル(8)

さそり座と地上絵の中のもう一つの類似点

これは、以前にも投稿したことであるが、さそり座付近の天の川の模様と地形を比較したとき、よく似た箇所が存在している点に注目したい。

下は、BC25000頃のさそり座付近の天の川を含めた様子であるが、さそりの尻尾に相当する部分に囲まれた領域に矢印で示す赤丸の中を見て欲しい。

下の地形図にも赤丸で囲んだ箇所があるが、やはり、さそり座を地形にプロットしたとき、さそりの尻尾に囲まれた部分に相当する。
赤丸の中に丸い形の凹凸の地形が存在している。

地上の丸い地形は近代になって開墾され、棚田などに造成されたことによるものかもしれないが、調査できていない。
航空写真を見ると、耕作地と森が半々くらいで構成されているようだ。
ただ、偶然にしては天の川の模様と位置も形も似すぎている。

実際のサソリと地上絵を比べる

星座のさそり座を一旦、忘れて、地形の凹凸からサソリの形を想像して書き込んでみた。

サソリの写真や絵の各部位の大きさのバランスと地上絵のそれはほぼ合っているように思える。
サソリも多くの種類があって一概には言えないが。

サソリの生態を調べると卵ではなく子供を産むそうだ。
そして自分の背中に何十匹も乗せてしばらくは敵から守るそうだ。
そう考えた時、尻尾に囲まれた丸い地形は、この習性を表現したものかもしれない。

そして、もう一つの仮説になるが、この周辺のピラミッド状の3つの山との関連についても想像を膨らましてみたので、次回報告したい。