<驚愕>八代平野の山並みは古代人が天球を模して造った!(5)
竜峰山と竜ヶ峰
天の川銀河の赤道が地平線と重なる事が発生する時代である紀元前24900年~24800年頃の天体と山並みの関連を述べてきたが、特異な形状をした竜峰山や竜ヶ峰は何かを表しているのだろうか?
それとも、ただの自然に出来た山なのだろうか?
紀元前24900年~24800年頃に天の川が地平と重なる時、例の日岳―矢山岳ラインとA山―B山ラインが重なる地点(北緯32度36分48.59秒、東経130度41分43.2秒)に立つと、南十字星が竜ヶ峰や竜峰山上空に半分だけ姿を見せる。
南十字星は目立つ星座なので、古代人が重要な意味を持たせた可能性があると考えた。
しかし、南十字星やその周辺の天の川の様子と地形の関連は見いだせない。
それならば、同じ時代において、天の川が地平と重なる時間以外での天体との関連を調べてみよう。
まずは、竜峰山や竜ヶ峰の形をよく観察してみたい。
竜峰山については、
https://higomokkosun.com/post-484/trackback/
の中で少し紹介した。
竜にまつわる伝説があるようで、竜峰山と竜ヶ峰は竜が地上に横たわった姿とのことだ。
しかし、地形図を見ていると、船底を上にした巨大な船にも見えてくる。
3D化してみると、ますます、そのように思えてくる。
船底の形ではないか?
船底と言えば、中央を縦に船首から船尾にかけて通すように配置される強度部材の竜骨と、竜骨と直角に左右方向に組まれた肋材から構成されるとのこと。
見た目は動物の背骨とあばら骨のようなものだと思う。
竜峰山や竜ヶ峰を通る長い尾根が竜骨であり、その左右の多数の山襞は肋材であり、まさに船底の構造を表現したかのようだ。
竜が横たわる姿ととらえたのもうなずけるが、私は船底の竜骨と肋材ととらえるほうがしっくりとくる。
ここで、竜骨が出てきたが、星座の中にもりゅうこつ座がある。
りゅうこつ座
これは、以前はアルゴ座というギリシャ神話に登場する船を意味する星座だったが、あまりに大きすぎるため、「りゅうこつ座」「ほ座」「とも座」などの星座に分けられた経緯がある。
この「りゅうこつ座」つまり「アルゴ船」の船底を竜峰山が模しているのではないかと私は考える。
上記サイトによれば、「アルゴ座」は紀元前3世紀頃のギリシャの詩人に詩われたとのことだが、それよりもはるか以前に地球全体がネットワークで結ばれていたような、超古代文明が存在し、ギリシャ神話のルーツとなる物語を共有し、星座も存在していたと仮定してみたい。
突飛な話と思われそうだが、人類の初めての文明発祥の時代よりも、はるか前に共通のルーツが存在したと考えなければ説明のつかないような遺物や事象は数多く存在している。
竜峰山はりゅうこつ座を模したというのはその形だけでは根拠に薄いだろう。
次回、りゅうこつ座の見える方角や見かけの大きさを竜峰山のそれと比較してみる。
<<続く>>
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