山並みの不思議(実地検証2)

おさらい

2重の3連ピラミッドがつくる直線は、小川町の観音山付近に焦点を結ぶことが分かった。
しかも、観音山に3つのピークがある。(山の開発が進み現在の状況は不明)
今回、日岳~烏山~矢山岳を通過するラインとA~B~Cを通過するラインについて、2つが交わる付近を実際に訪れ、山がどのように見えるのか確認することにした。
その前に、今、調査対象としている各山々や前回報告の内容をパノラマ写真に書き込んでみたので、ご確認くだされ。

 

小川駅近くの陸橋より(下の地形図記載の撮影ポイント①より)

徘徊サイクリストがポタリングで実地検証

上の写真からでも、C→B→Aは直線状に並んでいそうなことがわかる。矢山岳→烏山→日岳も同様だ。
地形図に書き込んでみたところ、両ラインともほぼ直列している。
直線が交わる付近を徘徊し、写真撮影を行った。(撮影ポイント①②)

出典:国土地理院「標準地図」と「色別標高図」を重ねたものに記号、文字を追記して掲載

早速、写真をみてみよう。
撮影ポイント①では、直線上からみるため、当然、山は重なって見えて当然だが、これほど、うまく重なるものだろうか?
日岳と両側の稜線が重なり、矢山岳が袴でもはいたように見える。

撮影ポイント①
撮影ポイント①

 

 

 

 

 

 

撮影ポイント②では、日岳と矢山岳、A,B,Cの高さがほぼそろって見える。

撮影ポイント②
撮影ポイント②

日岳と矢山岳の右稜線の傾きがほぼ一致。
A,Bにいたっては、稜線が全体にわたって一致しているように見える。
Cはやや右にずれ、山襞が目立つにしても、Aとの類似性が強い。

撮影ポイント②(ズーム)
撮影ポイント②(ズーム)

撮影ポイント②に立って、上記のような稜線と高さの一致具合を見た瞬間、私は鳥肌が立った。
自然の地形でこれほどの一致を見るものだろうか?
ただ、烏山はこれらの2つのポイントからは観測できなかった。
2つの直線の交点は、2重の3連ピラミッドの3つの直線の焦点と3~4km程度のずれがあるが、ほぼ中心線上にある。

山が指さす?

上に掲載した地形図の最上部に2つの楕円で囲んだ山がある。
国土地理院の地図では、左の山は名称の記載が無いが、右の山は水昌山とある。
尖った稜線が東西に長い形状で、AとBのように相似形のように見える。
八代平野を囲む山々には、龍峰山や雁回山、矢山岳もそうだが、細長い稜線を持つ特異な形状の山が多くあり、この2つもそれに類するものと思われる。
地形図に青矢印で書き込んだように、この2つの山の稜線はあたかも、今回撮影したポイント、つまり2つの直線の交点を指さしているかのようだ。

現時点のまとめ

今回の実地検証の結果、山の形状が意図的に成形されたように思えて仕方なくなった。
しかし、普通に考えたら、超古代に大規模な山の整形を行える人たちがいたとは思えない。
それでは地球外生命体が関与したのだろうか?
私はオカルト話が好きだが、オカルト信者ではないので、いきなり、その方向には持っていきたくない。
自然に形成されたのであれば、山の配置が放射状であることから、放射状に浸食されやすい岩盤と浸食されにくい岩盤が並んでいるのだろうか?
そのことと河川による浸食作用とが複雑に絡み合って、このような地形になったのだろうか?

まとめと言いつつ、不思議さが増していくばかりだった。
継続調査!