【まとめ】ウェアラブルスピーカーの方式検討
ひごもっこすんが考えるウェアラブルスピーカーの方式について、基本的なことは決めた。
しかし、これまでの投稿を読み直すと、冗長だし、説明不足・欠落の部分もある。
スピーカー構成や方式、構造については、重要なことなので、以下にまとめます。
スピーカー構成
2.1ch構成
スピーカーBOXの方式
Lch、Rch:密閉型スピーカーBOX
LFch(.1ch):ケルトン型ベースのひごもっこすん独自の低音用スピーカーBOX
スピーカーBOXの構造
Lch、Rch
一般的な密閉型スピーカーBOX。
LFch(.1ch)
ひごもっこすん独自の低音用スピーカーBOXだが、ダクトより低音を放出するが、振動を生成する仕組みを持つ。
スピーカーを挟んで振動生成部と低音生成部からなる。
具体的には以下の構造であり、これが基本形だ。
低音用スピーカーBOXの応用パターン
ウェアラブルスピーカーの完成品のデザインや音響効果を考えると、低音生成部と振動生成部は距離的に離して配置したり、スピーカーユニット一つに対して、複数の振動生成部や複数の低音生成部を配置した方が都合が良かったりする。
例えば、スピーカーや低音生成部を背中に配置し、振動生成部を胸付近に左右2個配置することも考えられる。
あるいはすべてを前面に配置することも考えられるし、その他にも多くの配置案が考えられる。
どれが良いかは試作しながら試行錯誤して選択していくことになるのだが、低音用スピーカーBOXの応用パターンとそれを搭載したウェアラブルスピーカーの完成品イメージを2つあげてみる。
例1:体の前面にスピーカー構造を集約配置
リュックやランニングベストのようなイメージの外観でメリットは以下である。
- 完成品としては前面に構造物が集約しすっきりする
- ダブルポートバスレフ構造のため周波数音圧特性を広い範囲でフラットにしやすい
- 第1ダクトを柔軟なチューブにすることで装着性の向上が期待できる
例2:体の前後にスピーカー構造を振り分けた配置
これもリュックやランニングベストのイメージの外観で以下のメリットがある。
- 前後に重量が分散し、装着性の向上が期待できる
- 低音用のスピーカーユニットが1個であり重量、コストの低減が期待できる
今後の試作について
上であげた完成品イメージを含め、その他の案も考えながら手作り試作を行い、ひごもっこすん方式ウェアラブルスピーカーを完成させようと悪戦苦闘するわけだが、次回よりスマートに報告していきたい。
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