低音用スピーカーBOXの材料について(2/2)

低音用のスピーカーユニット

サブウーハーと言われるスピーカーユニットは数多くあるが、大体口径は10㎝くらいはありそうで、さすがに、身に着けるスピーカーに使用するには大きく重たすぎる。

と思っていたら、アイワから次の製品が発売された。

HPB-SW40 | アイワ製品情報 (aiwa)|アイワジャパン (jp-aiwa.net)

見た目のインパクト絶大!
スピーカーユニットは口径100㎜とのこと。
大口径のスピーカーユニットを2個使いながら、製品の重量は360gと非常に軽い。
スピーカーユニットもとても軽いし、耳の近傍に置くことで、スピーカーBOXを省略しても、スピーカーユニットの前面の音と背面の音との打ち消し合いが聴いている人の耳付近では発生しないんだろうな。
BOXが無いので軽量なのか。
また、少し離れたところでは、スピーカーユニットの前面、背面の音が打ち消しあって、音漏れが少ないのだろう。
などと、勝手に推測し感心した。
買ってみたい気がするが、2万円強は無収入の自分には痛いので、振動体感型をうたう私の方式とはコンセプトが違うと自分を納得させて購入はあきらめる。
私の試作が完成し、年金をもらいだしたら、購入するので(たぶん・・・)、そのとき勝負しようじゃないか。

ということで、当方で使用する低音用スピーカーユニットは、市販品が大前提だし、スピーカーユニット以外の部分の重量を考えると、スピーカーユニットの重量や口径は無視できない要素になる。
次の条件を満たすものを選ぶこととする。

  • 重量:100g以下
  • 口径:Φ40mm前後
  • 最低共振周波数:200Hz以下

このサイズなのでサブウーハー用のユニットは存在せず、小口径フルレンジスピーカーという分類のものから選択することになる。
定格入力や音圧は、低音の出口と耳の位置関係で条件が変わるので、現時点はあまり気にしないこととする。
調査の結果、次の3つを候補とする。

1)Tymphany PMT-37N28AL01-04

厚さが約11㎜と薄型が特長。
横浜ベイサイドネットさんで扱ってます。
Peerless PMT-37N28AL01-04(ペア)【在庫限り特価】|横浜ベイサイドネット (baysidenet.jp)

2)TangBand W1-1942S

最低共振周波数が120Hzと低い。
MIXELさんで扱っていましたが、現在、通販のリストにないようです。
Print – tb-speaker.com/detail/1230_04/w1-1942s.htm (mx-spk.com)

3)BOSEサウンドリンクミニ搭載のスピーカーコンパチ品?

BOSEとコンパチなのか類似品なのか不明だが、実験した感じでは上の2つよりも耐入力が大きそう。
amazonで購入、詳細スペックは不明。
Amazon.co.jp: 2x 40mm 4OWステレオオーディオスピーカーPコイル交換 : DIY・工具・ガーデン

ほぼ、同一形状のものが、アリババの通販でも複数メーカーから出ている。

まとめ

取り上げた3種類のスピーカーユニットは、いずれも個人的には採用可能で、求める仕様により判断したいと考えているが、現時点、音の迫力を優先しているので、低周波数の大きな入力信号を入れたとき、異音が出にくい3)を使用している。
サイズや重量を抑えることを優先する場合には、1)の採用もありかなと思う。

2.1chアンプについて

数か月前に、いわゆる中華アンプといわれるものから、通販で容易に入手できる2.1ch仕様のものを調べた。
現在、この中からFosiの「BT30D」を購入し使用している。※他のアンプは申し訳ありませんが未評価です。

アンプ一覧

次回より、いくつかの試作品について紹介していきます。