ハイドレーションバッグの形をパクる

購入したバッグを見て参考になることは、ベルトの胸に当たる部分の幅が広いことだ。(下の写真中の①)
それと、背面の荷物を入れる部分とつながるベルトの位置やつながり方。(②)
更に前をつなぐネックバンドの材質(平ゴム)と本数(2本)だ。(③)

逆に背中に荷物を入れるわけではないので、背中の部分はすっきりさせたいものだ。
水筒を入れるポケット部分に低音と振動を発生させるパーツを全て入れるので、もっと大きな袋にして、背面にチャックを設けて、パーツの出し入れが出来るようにしよう。

材料は革で手編みで作ろうと思うが、型紙を作るために全体の図面を引いてみた。
上のTANLUHUのバッグと概ね形や寸法を合わさせてもらった。

背中は暑くないように大きく穴をあけて、ペラペラにならないようにPPの板を挟もうと思う。

革も実験的にこれまで使ったことの無い柄物にしてみようと思う。
最近、通販で利用しているレザークラフト用革材料専門店「BROWN LEATHER」さんでエジプトのヤギ革で面白そうなものがあった。

ヤギ革なので軽いだろうし、厚さが0.5㎜とあるので、袋状のものを作るのに適しているに違いない。
センスがないと言われるものが出来てしまうかもしれないが、職人が伝統的な手書きの手法で染めたという柄にもひかれて使ってみることにした。

装着した時、見える部分はこの革を使い、見えない内側は豚革の黒色の床革を使うことにした。
何となく、色を変えた方がカッコ良さそうに感じたからだ。
試作なのでお金はかけないこととする。
豚革で1mm以下の厚さなのでこれも軽いはず。

<つづく>