ちっちゃいエキサイターを更に試す

前回、エキサイターを一番大きい板で25cm×14cmのPP板に貼り付けて測定し、大きい板ほど低い帯域の音が改善することがわかった。
それでは、もっと大きい板だとどうだろうと調べたくなって、百均で47cm×30cmのPP板を買ってきた。
そして、下のように貼り付けて測定してみた。・・・机の上が汚いね。

47cm×30cmのPP板にエキサイターを貼った

今回、エキサイターから垂直方向15cm、1m、横斜め45度方向1mの位置3か所にマイクを置いて測定した。
そして、25cm×14cmの板に貼り付けた場合も同様に測定したので両者を比較してみる。

1)15cmの距離で測定

47cm×30cmのPP板に貼り付けた時の特性
25cm×14cmのPP板に貼り付けたときの特性

2)1mの距離で測定

47cm×30cmのPP板に貼り付けた時の特性
25cm×14cmのPP板に貼り付けたときの特性

3)横斜め45度の方向1mの距離で測定

47cm×30cmのPP板に貼り付けた時の特性
25cm×14cmのPP板に貼り付けたときの特性

以上のグラフから言えるのは、

①PP板の面積が大きいほど、低域の特性が改善される傾向にある
②PP板に近いほど、PP板の面積の大きさによる特性差は少なくなる
③PP板からの距離が大きくなるに従い、全体的な音圧が下がるが、低い帯域が顕著である
④垂直方向と45度斜め方向の特性に顕著な差は認められない

といった感じかな。
指向性は広いようだ。
次回は壁に貼り付けてみようと思う。