天の川銀河とマウンテンサークル(7)
さそり座と地上絵
さそり座をB山周辺の地形が表現しているのではないかという投稿を過去何回か行ったが、改めてもう少し細かく検証してみたい。
前回投稿した天の川と地形と並べた図にさそり座を描きこんでみた。
天空のさそり座の見かけの大きさを図中の角距離で測り、さそり座の形をそのままに、サークルセンターから見た見かけの大きさが上記角距離と一致する大きさで、B山周辺に置く場所を微調整しつつ配置してみたので、確認してほしい。
なお、さそり座の星の配置は、銀河赤道と地平線がほぼぴったり重なる瞬間が発生するBC25000年~BC24000年ころのものをステラナビゲーターで求めた。
若干星の配置が異なるが、サソリに見えることには変わりないと思う。
確信してもよいのでは!
上図の地形図は天空の天の川の模様と比較するため、色を減らし陰影をつけなかった。
見慣れた国土地理院の陰影付き色別標高図と標準地図を組み合わせた地形図に、上方向を北に合わせて、さそり座やコメントを描きこんだものを下に示す。
これまで、地上絵であれば、山のピークと星座を構成する星々が一致するはずだと考えていたが、山のピークよりも、山の稜線と星座の星を結ぶ星座線に注目してみた。
白髪山付近でくるりとサソリの尻尾がまいているように見えるが、サソリの尻尾にそって細長い土手のような地形が存在するからだ。
以前、白髪山や立神峡より北の領域は、幾何学的に地形が配置していると下の投稿で指摘したが、ますます、何者かの意図が地形に反映されていると強く感じることとなった。
また、地上絵とさそり座を重ね合わせた図で、赤い星はさそり座の主星アンタレスを表すが、サークルセンターより、日岳、矢山岳へと伸びるライン上にぴたりと配置していることも何らかの意図があると思う。
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