ウェアラブルスピーカーの試作(2)

ネックスピーカー型スピーカーの試作をいくつか実施した結論として、重たくて長時間着用はつらく、また、自分が考える目標のド迫力には、たどり着くには難しいため、リュック型の検討へ舵を切ることとした。
重量が400g前後のため、首周りにずっしりとくる感じだ。
更に、低音用のスピーカーの機種も変更必要だし、軽くなる要素は無く、装着方法を変える必要があると判断した。
しかし、せっかく、色々と検討したので、こんなもんも作ってみましたというのを一つ紹介します。

リアル 5.1chネックスピーカー

とりあえず、やってみたという感じです。

基本的には前回投稿のものに、Cchスピーカー、SLchスピーカー、SRchスピーカーを追加で搭載したもの。
一応、それらしく(後ろの音は後ろから)聴こえるが、一般の5.1chシアターシステムとだいぶ感じ方が違う。
スピーカーが頭の周辺近傍にありすぎるためだろう。
ここは、2chのネックスピーカーでも同様だが、特殊な音響技術を使わないと改善は難しいところか。

たくさんのスピーカーを付けるが、SWFch用(低音用)スピーカーユニットを除いて、その他の5chは小口径でも周波数帯域が広いTangBandのW1-1925SBを使用し、できるだけ重量を抑えた。ミクセルさんで購入。

TangBand W1-1925SBドーム型14mmフルレンジ・ペア – スピーカー自作・フルレンジ・キット・パーツのミクセルインターネットショップ (shop-pro.jp)

再生周波数帯域 200~20,000Hzと広いのに、最大外径 25mm、重量 約12gと驚く小ささだ。

おまけ(幻のデザインスケッチ)

ひごもっこすんはデザインの経験はないが、無料のCADを使って描いてみた。
下の図はひごもっこすん方式の低音用スピーカーBOXが内蔵するには筐体が細すぎる気がするが、まん丸いスピーカーは音響的にもいい形だと思っている。

 

下の図は、自分では結構気に入っている。(何本も青い線が入ってしまっているが関係ないので無視して下さい)

プロのデザイナーが見たら笑うだろうな・・・