雨柱

毎日毎日、50回くらいは、「暑い!」とつぶやいたり叫んだりしている今日この頃であるが、室内にずっとこもっているのも気分が悪いので、なるべく毎日、自転車で20km程度は自転車で走るように努力している。
炎天下走るのは命の危険がありそうなので、夕方4時過ぎに走ることが多い。
早朝に走ればいいのにという意見もあろうかと思うが、デスクワーク的なことは早朝がはかどるので、どうしても外出は夕方になる。

ただ、この時期は雷雨に当たる可能性があるので気を付ける必要がある。
と思っているのだが、このあたりでは最近は夕立もあまり発生せず、ひたすら暑いのである。

今日は氷川と砂川に挟まれた干拓の防潮堤に沿って走った。
干拓地の突端あたりで、東の山の方を見ると雨柱が立っているのが見えた。

写真の中央の双頭の山が白髪山で、熊本が火の国と呼ばれる元となったかもしれない伝説が残る山だ。
古代、天皇がこの地を訪れた時、夜、山に不思議な赤い火が見えたため火の国と呼ぼうと言ったらしい。
また、麓を流れる川は氷川であるが、上の話に関連し火の川と呼んでいたのが転じたという説もあるとのこと。

私がかねてから不思議と感じるのは、上の写真でもわかるが、左右にも山があり、3つの山がほぼ等間隔で並んでいること。
このブログでも何度か話題にあげた。

山並みの不思議(もしかしてスクープ?)

ここから見ると、10円玉に描かれた平等院鳳凰堂を連想させる。

雨柱の方向に家があるため、久々に夕立に会うかもしれない。
濡れるのは嫌だが、ひと雨来て涼しくなればいいなあなどと考えながら走った。

砂川に沿って走ると、真正面に白髪山である。
雨柱は右から左に移動し、家に帰りつくまで、雨はパラパラと落ちてきた程度であった。
また、今日も寝苦しい夜になりそうだ。