妄想しながらポタリングを楽しむ(3)
前回掲載した怪しげな小さな丘だが、以前、近くで野良仕事をしている男の人を捕まえて、人工物ではないのかと問うてみた。
この丘は昔からあるが、古墳などという言い伝えなど一切ない、自然の丘だろうとのこと。
ちょっとがっかり。
地形図を拡大してみるとこうだ。
いかにも、前方後円墳っぽい形で周りにお濠っぽいのに囲まれているぞ。
しかも、3大ピラミッドと同じ間隔で配置している3つの三角の山を背景にしている。
根拠はなくても妄想は広がっていく。
諦めきれず、大阪府堺市の大仙陵古墳(仁徳天皇陵古墳)など、百舌鳥古墳群付近の地形図(下)と比べてみた。
うーん、前方後円墳のように明確な輪郭がなくて大分様子が違うなあ。
じゃあ、自然の地形なのだろうか?
唯一、人工の可能性を残すとしたら、北東ー南西に長い形をしているが、長軸が夏至の日に太陽が昇る方向を指している点だ。
実際に丘に登ってみたいと思うのだが、伐採現場であるし、怒られそうな気がしてためらわれ、実行に移せていない。
そのまま下り、東陽町の道の駅付近のやや開けた所に出る。
前日の雨で氷川の流量はやや多い。
氷川に沿って下り、いつも立ち寄る立神熊野座神社で休憩だ。
梅雨に入ったばかりとはいえ、青い空が眩しい日だ。
何か良いことがありますようにとお参りをして、帰ることにしたのであります。
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