組み立て完了!(ウェアラブルスピーカー)

サラリーマンをやっていたころ、昼休みによく昼寝をした。
絨毯の部屋があって、暗くできたので、15分程度と短時間ながらも熟睡することができた。
その際に、どんな曲(音)を聴くのが眠りに落ちやすいかいろいろと試した。
結果、自然の音が一番良かった。
おそらく個人差は大きいとは思うが。
波の音、川のせせらぎ、野鳥のさえずりが聴こえる森林の音などだ。

それ以来、自然の音が自然の音らしく聴こえ、その空間に自分が居るような気がするかどうかが、オーディオ製品を評価する際の一つの評価項目となっている。
当然、現在投稿中のウェアラブルスピーカーもこの点に着目して評価してきたのだが、最終試作を何とか年内に滑り込みで完成することが出来た。

全体写真はこんな感じ。↓

装着してみた。

左肩付近。

右肩付近。

椅子に掛けて斜め後ろから見た。

 

重量が、891gと結構重くなってしまったが、ハーネスに対してサブウーハー部をD環を介して取り付け、ある程、自由に動くようにした効果だと思うが、重さは気にならない。

Lch,Rchのスピーカーがなるべく高い位置になるようにした効果と思うが、これまで音が若干下方向に感じられたのが、自然な高さ方向から聴こえるように感じる。
例えば森林の中の鳴く鳥の居る方向をしっかり感じることが出来る。
目を閉じて川のせせらぎや南国のビーチの音源を聴くと、きらめきながら流れていく水面やゆっくりと静かに寄せてくる波が目に浮かぶようだ。(上等、上等)

低音と振動も良好で、人の声についても違和感は感じない。
試聴する限り音質に関する問題はなさそうだ。
また、装着感もこれまでで一番良い試作機だと思う。

周波数特性については来年早々に考察したい。

それでは、皆さん良いお年を!