ハーネスについての再検討(3)(ウェアラブルスピーカー)

ハーネスを通して振動はどう伝わる?

前回、振動生成部の筐体は身体に密着していた方が、効率よく振動が伝わると書いたが、実際の装着した状態ではどういう経路で振動が伝わっていくのだろう。

赤い矢印が震源と振動の方向を表しているとすると、各部分の振動イメージは緑の矢印だと思う。

身体に広く振動を伝えようと考えると、どうすべきなのだろう。
きっとハーネスに振動が伝わるのが良いのだろうね?

そうすると、赤矢印の震源付近をガシッと身体に固定しない方がいいのだろうか?
ガシッと固定すると固定した部分で伝搬が止まるような気がする。

想像力が無いせいか、頭で考えていても良く分からない。

震源付近を固定してみる

良く分からないのであれば、試してみるしかないだろう。

ということで、新たに次のようなハーネスを作ってみて、体感してみようと思う。
背中側から見た図だ。

黒いストライプの部分は平ゴムのバンドだ。

お腹にベルトで固定すると、別のメリットとして、肩にかかる負担が減って、肩こりが起きにくくなることがあげられる。

なんとなく、お腹付近の振動が強くなり、肩付近は弱くなるのだろうと予想はしている。

<<つづく>>