シティ・ポップと畳スピーカー

昨日のNHKの「あさイチ」は懐かしのシティ・ポップ特集だった。
昭和のおじさんの私は、「シティ・ポップ」なんて呼び方してたっけ?などと疑問に思いながらも、楽しく見させてもらった。
曲の人気投票をやったり、色々な面から分析をしたりで面白かったが、トイレに行ったすきに見逃したのが、我が八代地方が誇る畳を使ったスピーカーだった。(残念!)
しかし、どんな流れで、シティ・ポップの特集で畳スピーカーが出てきたのかは謎だ。

畳スピーカーの存在は知っていたが、正直あまり気にしていなかった。
せっかく全国版で放送されたのだからと、調べてみると、次のサイトに詳しく書かれていた。
あさイチに登場したのもこれだと思う。(たぶん)

響く重低音! 熊本・八代発、国産い草で作ったスピーカー内蔵の畳が生む「新・ごろ寝体験」とは? | マイナビニュース (mynavi.jp)

八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会と日本音響研究所がコラボして開発したようだ。
先日、地域の飲み会でイグサ生産者とも仲良くなったので、くまモンと一緒に応援したいものだ。

 

視聴者が選ぶランキングでは、ミラクルメロディーメーカー大滝詠一の永遠の名作「君は天然色」が一位だったのもうれしかった。

番組での紹介はなかったが、「君は天然色」の創作裏話を知ってからは涙なしでこの曲を聴くことが出来ない。
底抜けに明るい曲調とうらはらに、歌詞が何となく切なさを感じさせるのは、ずっと失恋ソングだからと思っていたのだが、作詞した松本隆が、その頃に妹を亡くし、その時の深い悲しみが反映されているからと知ったのは最近のこと。
大滝詠一は松本隆が詩を書けるようになるまで、アルバムの発売を遅らせたらしい。
以下の新聞記事に詳しい。

神戸新聞NEXT|総合|作詞家・松本隆、名曲「君は天然色」秘話語る 妹の死に直面「目の前の光景白黒に」 (kobe-np.co.jp)

朝っぱらから、家族が居なければ号泣するところだった。