ウェアラブルスピーカーの改良トライ
4月にウェアラブルスピーカーのハーネスについての再検討と題して、
①サブウーハー+振動生成部+柔軟BOX をPP板で挟む
②ハーネスを平ゴムのサスペンダー形状とする
という2点による振動伝達の改善をはかり、良い効果が得られたことを投稿した。
それに合わせて見た目もきちんとしてみようと考えて、外装部分を作り直した。
①②の対応を行ったのが次の写真。
肩の部分を除いて、平ゴム(100均購入のサスペンダーやマジックテープ付平ゴムを使用)で身体にフィットするように考えた。
振動感はばっちりだと思うのだが、どうも窮屈な感じがする。
4月に確認したときは肩の部分を含めて平ゴムだったが、本体も外装が無い分、軽量で柔らかかったためか、やや窮屈だが肩への負担は少なく、いいフィット感と評価したのだったが・・・。
そこで、平ゴムをやめて、以前のH型のハーネスに戻した。
つまり、以前、最終形態と言ったものから、サブウーハー+振動生成部を丸い断面の筒から四角い断面の筒に変えたものということになる。
四角い断面(中身は薄いPP板で前後を挟んでいる)により、振動の伝達効果を改善するが、無理に平ゴムで身体に固定することはしないということだ。
振動感は平ゴムで固定した場合と大きな違いは感じられなかった。
サブウーハー+振動生成部の重量が片方で300gを超えているので、自重で身体にフィットし、断面が平面になったことだけで振動伝達の効率がアップしたものと理解した。
ここで、改めて、下記の旧試作品と比較したが、身体に感じる振動は今回の試作が大きく感じられ、旧試作品はソフトに感じられる。
私の評価としては前者の方が好きだが、まさに好みの問題と思われる。
結局、デザイン面と合わせて判断ということになろうかと思う。
<おわり>
最近のコメント