我が青春の楽曲を聴きながらスパートだ!(ウェアラブルスピーカー)

1970年代、中高校生の頃の私は、邦楽よりも洋楽を聴く機会が多かったように思う。
音痴で楽器も全くダメだが、聴くのは好きで、エルトンジョンやギルバートオサリバン、カーペンターズなど、誰でも聴いていそうなアーティストがお気に入りだった。
その中でも、ダントツで好きだったのが、ミッシェルポルナレフだった。
その頃は、ラジオでフレンチポップスもよく流れていたもんだ。

そのミッシェルポルナレフのニューアルバム「Polnareff chante Polnareff」の配信が11月に始まった。
訳すると「ポルナレフが歌うポルナレフ」となるようだ。
彼のえりすぐりのヒット曲をピアノの弾き語りで歌ったもので、早速DLして聴いてみた。
お腹が出ておじいさんになったように見えて心配していたが、トレードマークのファルセットボイスは健在だったので安心した。
このアルバムを聴きながら、2022年を幸せな気持ちで締めくくれそうだと、テンションも上がったところで、最終試作の組み立てに力を入れよう。

スピーカー周りは完成したので、スピーカーコードを組み込みながらハーネス部の革を縫い合わせていく。
アンプとの配線は右のサブウーハーの筒の下部から2.1ch分のコードを引き出す。

こんな感じで左側のスピーカーのコードを背中ハーネス内を右側に引き回す。
縫い合わせると下のようになる。

サブウーハーが入っている革の筒の中はこんな感じ。↓

開いたファスナー内の左の方に少し見えているのがサブウーハーユニットとそれを組み込んだ透明なアクリルパイプだ。
中ほどから右のほうまで、スポンジで出来た筒状の柔軟なスピーカーBOXで埋まっている。

 

 

Lch,Rch サブウーハーのスピーカーユニット周りはアクリルパイプやアクリル板を使用している。
1台分のアクリル関係の材料とスピーカーユニット、振動生成用の蛇腹を並べると下の写真のようになる。

革の筒に組み込む、組み立て完了したサブウーハーと振動生成部は透明なアクリルで構成されるので、構造が一目瞭然であり、写真も掲載したかったのだが、これに関する特許の公開が未だ(出願は6月に完了)のため、申し訳ないが掲載を差し控えたい。

糸で革を縫う作業は終わり、あとは、スピーカーを組み込んだ部分とハーネスをカシメたり、スピーカーコードを半田でつなぐ作業を行えば完成だ。