竜峰山の桜咲く

暑いくらいの日が続いて、そろそろ咲くかなと、竜峰山の5合目までポタリングをしました。
氷川の土手の道の両側は菜の花で埋め尽くされていました。
昨年も菜の花が沢山咲いていた記憶はありますが、こんなに咲いていたかなあ?
きっと、繁殖力が強くて年々勢力範囲を広めているのではないかと思うのですが、関東から引っ越して2回目の春なので、よくわからないところではあります。

 

竜峰山は竜が横たわった形に例えられますが、鹿児島本線に沿って南下していくと、どんどん竜峰山が大きくなってきます。

国道3号線付近から見上げると、稜線の円弧の形が際立ちます。

この稜線の円弧の形は、マウンテンサークルの一連の投稿で登場するサークルセンターに立って竜峰山を見た場合にも同様、きれいな円弧の形に見えます。
そして、この稜線が描く円弧は、天の南極を中心とする円の一部なのです。
つまり、サークルセンターにおいて、竜峰山の山頂付近に見える星は、この稜線の円弧にきれいに沿うように移動し、没していくのです。

竜峰山の麓に着くと、登り口に川田熊野座神社があります。
こじんまりとした印象ですが、歴史ある神社のようです。

ここから毎日、5合目駐車場まで登る人が沢山いるようです。
中には、山頂までほぼ毎日登る年配の方もおられるようで、とてもまねが出来ません。
私は、一か月に2回程度、自転車で登り、何度か足を着きながら5合目まで行くのが精いっぱいといったところです。

結構な汗をかきつつ、なんとか、5合目の駐車場、八代市内が見渡せる展望ポイントに到着です。
西日に球磨川や不知火海がキラキラと輝き、涼しい風が吹きます。

 

こんな時、なぜか出身高校の校歌が浮かんでくるのはなぜだろう。

 遠く聞ゆるは、八代海の潮音か
 心の耳澄ませば強く生きん
 一途の道 歩けと囁くがごとし
 我が学びの友よ
 あこがれと高き望み
 胸に抱き永遠に 永遠に進まん
 美しきふるさとの 我が学び舎よ

なんかイイね~
高校時代を振り返れば、なぜか恥ずかしいことや、やらかした失敗ばかりが思い出される。
でも、暗黒の歴史というほど悪いこともなかったし、まあ良いかなどと、理由もなく納得して桜の木を見上げると、一凛咲いていた。
よくよく見渡すと結構まとまって咲いている木もあるではないか。

全体で、0.2分咲きくらいかな。

最近、めっきり下り坂が怖くなった。
ここは勾配もきつく、路面が苔むしている箇所もあり、ブレーキを引き続けて、ゆっくり、ゆっくりと慎重に下っていくのでした。