ウェアラブルスピーカーとアンプ間のケーブルについての不安
「う~ん」とずっと気にながらも、良い答えが見いだせずにいた課題があります。
ウェアラブルスピーカーとアンプの間はケーブルで接続されているのだけれど、身体に装着していることを忘れてトイレに行ったりしたら、ケーブルが引っ張られて、アンプが落下したり、ケーブルが断線したり、アンプの端子が破壊したりする可能性があることです。
ワイヤレスでバッテリ内蔵にしてしまえば、解決するわけですが、それはそれで重くなるとか、パワーが足りないとか、他の問題が噴出するのです。
電話機の受話器のコードみたいにしたらどうだろう。
↓こんなやつです。
最近、固定電話が減って見る機会が少なくなった気はしますが、カールコードというみたいです。
電話機について、これが無いことを想像してみると、コードが短い場合は、受話器を取ったとたん、受話器に引っ張られた電話機本体がガシャーンと台から落ち、コードが長過ぎると、コードが絡まったり、床に垂れ下がってつまずいてこけたりするので、あたりまえの存在だがいかに優秀なやつだと気づくわけです。
そして、カールコードを下の様に使えばと考えました。
6芯(L+/L-/R+/R-/SW+/SW-)のカールコードがあれば良いのです。
そこで、ケーブル屋さんに問い合わせてみたのですが、既製品のコードとしては上にあげた写真のものになるとのこと。
ちょっと値段がお高いのと、かなり重くごつい印象で、線の直径が6mmくらいもあり、ルックス的に厳しいなあと思ったのです。
そもそも、アンプが小さく軽いので、カールコードが伸びる前にひっぱられて動いちゃいそう。
そうか、アンプ本体かもしくはケーブルの根本あたりがどこかに固定されていないと、カールコードを使う意味がないのだね、と今頃気づいたのでした。
それじゃあ、USBのケーブルでマグネット式のものがありますが、あんな感じで引っ張ったら抜けるのがかえって安全だろうと思いましたが、6芯のスピーカー駆動用となると既存品は見つかりません。
有線のヘッドホンを使う人はどうしているんだろう。
まあ、据え置きの高級アンプがヘッドホンに引っ張られて、床に落下することは考えにくいな。
しかし、アンプに刺したプラグ付近の断線は発生しやすいかも。
それとも、オーディオマニアは気配りがきくから、ヘッドホンを取り忘れてトイレに行ったりしないのか?
そこで、Amazon等で商品情報を調べてみた。
確かに昔も今もオーバーヘッドのヘッドホンには、カールコードを使っているものが結構ありますね。
調べていくと面白い商品を見つけた。
ゲームは低遅延が求められるので有線のヘッドホン(ヘッドセット)になるんだな。
そうなると、確かにケーブルの引き回しは切実な問題なんだなあと、一切ゲームをやらない私も、面白い発想に感心してしまいました。
これを参考に考えてみました。
これが、本体を装着した親父が、はずすのを忘れてトイレに行こうとすると、ケーブルが引っ張られることになります。
すると、強力なゴムも一緒に延びて、親父はケーブルを引っ張っているのに気づくことになります。
そして、「そうかそうか、俺も耄碌したな」などとつぶやきながら、装着したウェアラブルスピーカーを外して、トイレへと向かい、アンプが机から落下する悲劇を回避することになります。
パンツの丸ゴムを使って簡易実験をしたら、そこそこ良い感じでした。
カッコ悪いので写真は掲載しませんが。
もちろん、むりやり引っ張り続けたら何かが痛む可能性はありますが、そこまで至ることはまれな気がします。
カッコいいものが出来たら報告します。
最近のコメント