松浜軒の肥後花菖蒲
私の出身校の校歌の歌詞で最も印象深いフレーズは、
睡蓮の花清らかに 年古し梅は学び舎の近くにありてかぐわし
の部分です。
これは、八代市の中心部にある松浜軒のことだと聞かされたのですが、在校中も卒業後40年以上経っても、一度も訪れたことがありませんでした。
松浜軒(しょうひんけん)- 熊本県八代市の国名勝 公式サイト (higo-shohinken.jp)
退職後、氷川町に戻ってから、昨年、初めて松浜軒を訪れました。
寒い季節だったと思うのですが、その記憶さえ怪しいくらいに、印象が薄いのです。
昨日、5月の松浜軒は、花菖蒲がとても見事だと聞いて、再訪しました。
前回と全く異なり、池の周りを白や青、紫の花菖蒲と清楚な睡蓮の花が彩っておりました。
午前中にもかかわらず、暑いくらいの強い日差しでしたが、木陰に入ると実に心地よい。
抹茶と和菓子を頂き、のんびりとした気分になりました。
さて、先の校歌の続きの歌詞は、
我が学びの友よ
あこがれと高き望み
胸に抱き永遠に 永遠に進まん
なのですが、ここの部分も実に良い歌詞だなと、木陰のベンチに座りながら思ったしだいです。
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